PRECIPICE Multi AAR 1-1
この類のゲームの真髄はシングルプレイにではなく、マルチプレイにある。
したがって今回のAARはマルチプレイのリプレイである。
熊:ぼく、ソビエト書記長だくま。
獏:ぼく、アメリカ大統領だどん。
熊:なんで姿が鷹じゃなくて獏なんだくま?
獏:中の人が自称14歳のブラジル人だからだどん。
熊:14歳wwwww
獏:未成年だどん。お手柔らかに。
熊:Steamの世界は広いなあ。
獏:14歳だからって嘗めちゃいけないどん。これでもやりこんでいるんだどん。いつもはアメリカ側でAmerica's Hellのシナリオを沢山(a lot)やって研鑽しているどん。
熊:America's Hell... あの初期配置でアメリカ以外真っ赤っ赤な無理ゲーくまか?
獏:そうだどん。
熊:これは手ごわそうな相手くまね。
熊:例によってTURN1のマップだくま。
獏:ホストである熊くんのTurnからだどん。
熊:とりあえず貿易攻勢を軸にして影響力拡大を図っていくくま。
獏:ぼくは外交を主軸に影響力を拡大していくどん。
熊:外交? 外交は失敗することがあるし、アクションポイントも消費するくま。貿易のほうがターンはかかるが確実だくまよ。
獏:ところがどっこい。
日本がアメリカの影響圏に入りました!
熊:なんかすごい速度で自由主義陣営が拡大していってるくま。君は運がいいくまね(you are too lucky)。
獏:ぼくは「外交行動の成功率を高めるPERK」を装備しているどん。
熊:うわ、ほんとだ。オレンジ色のパークということはレアじゃん。うらやましい。
獏:このパーク、Hearts and Mindsは外交成功率を5%高めてくれるどん。そして関係が最大値になると、当該国と君の国との貿易は自動的に破棄される仕様どん。
熊:それは知っているくま。これはかなり危険な相手くまね。用心しなくちゃいけないくま。
熊:最初のイベントはヨムキプル戦争だくま。これはシリアとイスラエルの安定度が最低になるくま。ほぼフレーバーイベントだくま。
獏:共産陣営の目が中東にひきつけられているあいだに、スリナムに安定度低下工作をするどん。クーデタ工作の下準備だどん。
熊:そうはいかんざき!(古い
獏:あっ!
熊:TURN7にブラジルで敵スパイを一人、暗殺したくま。
以後、自由主義陣営はスパイ暗殺を怖れてスパイ配置を控えるようになった。
獏:なんとかまきかえしたいどん。
熊:TURN10になると最初の貿易が満期になって、各地で共産主義化がすすんだくま。
獏:アルゼンチンに軍配置されたどん。これで南米の独占はほぼ不可能になったどん。
熊:インドが赤化して、ペルシャが中立化したくま。これで南アジア寡占に一歩ちかづいたくま。
獏:アジアが赤化するのは避けなければならないどん。でもいまからでは外交も謀略も効果が薄いどん。こうなったら最後の手段だどん。
熊:えっ?!
獏:TURN13、タイに軍事侵攻だどん。
熊:意図が微妙にわからないくま。タイがそんなに大事くまか? 歴史イベントでもないし。*1
獏:抗議するどん?
熊:いや、意図が分からない以上抗議はしない。だがパルチザンは援助するくま。ここがアメリカのベトナムになるくま!(Thailand is your grave!)
獏:アカめ!(commies!)
熊:というチャットでのやりとりをはさんで、TURN16になったくま。タイには毎回軍事援助しているけど、相手は無制限に増援を送り込んでいるくま。これは仕様を知らない悪手だくまね。あまり軍を動員すると国内治安が悪化するくまよ。
獏:げげ、しらなかった。
熊:タイ軍が粘っているあいだに、TURN20、国内治安の悪化をうけてアメリカは軍を撤退させたくま。
獏:しおしおの、ぱあ。
(続く)
*1:東アジアの寡占を維持するためだろうか?