CK3 AAR 聖イシュトヴァーンの宝冠 1

First look

いよいよCrusaderKings3が発売されました。
皆様、パラドライフをいかがお過ごしでしょうか。

ぼくはいよいよCK3がプレイできてほくほくです。
時が経つのも忘れて、毎日サルのようにプレイしています。

でははじめていきましょう。

さて、CK3では867年シナリオと1066年シナリオが選択できます。
私は前者の9世紀シナリオからはじめて、マジャル人たちの大首長を率いてハンガリー王国を建国しようと思います。

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マジャル連合の王、アールモス・アールパードは推奨領主の一人です。
難易度はMedium、易しくもなく難しくもなくといったところですが、はてさて、このアールパード家はどんな歴史を紡いでいくのでしょうか。

King Arpad

マジャル連合における大首長の息子、アールパードはシナリオ開始当初22歳の若武者でした。
精悍な身体つきをした軍事の天才で、軍事値は18にも達します。

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マジャル人たちの居住するヴォルガ川南岸の領域です。
東方に広がる広大な黄色い領土がハザール王国で、彼らはユダヤ教を信仰しています。
南方に広がる広大な紫色の領土はブルガリア王国で、彼らはキリスト教を信仰しています。

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マジャル人たちは独自の宗教を保有していましたが、史実ではハンガリー平原に移住したあとキリスト教に改宗したように、ゲームでもキリスト教に改宗しようと思います。

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マジャル人たちの陣容です。
マジャル人たちは封建制ではなく部族制なので、常備軍の雇用はお金ではなくて威信で賄います。
初期の領主、アールモスには威信は1900点与えられており、これをつかって常備軍を整えましょう。

私は弓騎兵*3を主力として、接近戦になったときのために重装歩兵*1、パイク兵*1を雇用しました。

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つぎは戦争です。
大首長アールモスの号令で、若武者アールパード率いる弓騎兵たちが周辺諸国に戦争を吹っ掛けて回ります。
これは領土を拡大するという役割だけではなく、威信をてっとりばやく稼ぐという役割も担っています。(宣戦には威信コストを支払うため、思ったより稼げませんでしたが。)

アールパードはテレボヴルTerebovl、ガリーチHalych、そしてヴラジミルVolodymyrといった周辺諸国を攻撃して回り、戦争指導者として大きく成長しました。

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主の881年、大首長アールモスが亡くなり、いよいよアールパードが大首長としてマジャル族の棟梁になります。
ここでアールパードはマジャル族の命運をおおきく変える、ある決断をします。

"カルパチア山脈を越える準備"がそれです。

このディシションは、
・マジャル族が王国ランク以下であること。
・マジャル族が部族制であること。
・そして911年以前であること。
・最後に、威信1000点を消費するのでそれだけの威信を保有していること。

この四条件が揃ったとき、選択できます。
その効果は、パンノニア平原(ハンガリー平原)に移住するCBを得るというものです。

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パンノニア平原の東半分を領有するのは広大なブルガリア帝国です。
マジャル人たちはモルダ川とドナウ川を越え、ブルガリア人たちの領土で略奪を開始します。

このCBで戦争をすると、即座に4000人のイベント軍勢が味方に加わります。
このイベント軍勢と合わせて7000人弱のマジャル人たちが、ブルガリア帝国軍と彼らに雇われた傭兵団を攻撃して回ります。

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主の885年、ブルガリア皇帝ボリスはトランシルヴァニア高原のたたかいで敗れ、捕虜となりました。マジャル人たちのパンノニア平原移住は成功したのです!

その後、アールパード家の伝説的開祖となったアールパードは、戦後処理でストレスを高じさせてアルコール中毒になって888年に死去したと伝えられています。

(続く)